自分はひとりぼっちなんだ、と思っているあなたへ。
あなたのことを気にかけてくれている「ひと」は、すぐそばにいますよ。
え、どこにもいないって?
見あたらなくても、ちゃんといるんだからしょうがない。
たとえばね・・・・・・・このマト子さんが、あなただとしましょう。
(なんなんですか、やぶからぼうに)
マト子さんのおなかを、そうっとあけてみます・・・・・・・。
居たっ!!
あなたの思うこと、あなたの行うことをすべて見ている、
あなたのなかの、「ちいさなひと」。
「ちいさなひと」は、いつも、いつでも、
あなたのことを気にかけています。
「ちいさなひと」は、あなたがどんなことを思おうと、
どんな行いをしようと、あなたから目を反らすことはありません。
なぜなら、
「ちいさなひと」は、あなたのことを信頼する必要がないからです。
信頼する必要があるのは、そこに信頼できないことがあるときだけです。
「あなたのことを信頼しています」と言うとき、見えないところに
「裏切らないでね」という不信と期待が隠れていることが多いものです。
「ちいさなひと」は、あなたのことを
「信頼」という言葉が尻尾をまいて逃げ出しちゃうくらい、
信頼しきっているのです。(ははは、言葉って難しいね)
「ちいさなひと」はね、あなたに愛想を尽かすことは、絶対にない。
どんなときでも、あなたのことを見ている。
だからこそ・・・・
あなたがいつでも「いっしょうけんめい生きてきた」ことを知っている。
あなたが今もこうして「いっしょうけんめい生きている」ことを知っている。
「自分はひとりぼっちなんだ」
という思いを抱いているあなたが、これまで体験してきたことをすべて
知っている。
だから、あなたがそのような思いを抱くことも、
「ちいさなひと」は、自然なことなんだと知っている。
そして・・・・・。
あなたが「みんなとつながりたい」「わかちあいたい」という、
あったかーいこころを持っていることも、
「ちいさなひと」は誰よりも知っている。
あなたのなかにいる「ちいさなひと」は、ぜんぶ、ぜんぶぜんぶ知っていて、
今日もあなたのことを、ちゃんと見てくれています。
たとえあなたが気づいていなくても。
自分で、自分のおなかを、そうっと「あけて」みよう。
自分の「ハラを割って」みよう。(ハラキリではなく!)
頭で分析するのではなく、カラダで感じてみよう。
カラダを、感じてみよう。
きっと、あなたのことをずうっと見てくれていた「ちいさなひと」と
出逢えると思いますよ。
残念ながら。
あなたはひとりぼっちなんかじゃないんです。